2010年10月10日

バリスタ世界チャンピオンを輩出したカフェ

  
まだまだ9月21日(水)

アメリエンボー宮殿からフレデリクス教会の前を通り、再びコンゲンス・ニュートーへ。

コンゲンス・ニュートーという広場に面してマガシン(Magasin du Nord)というデパートがあります。

立派です。


ちなみにMagasinのロゴは「i」の点が☆です。ポップな印象。

そして、この通りの下あたりにコンゲンス・ニュートーのメトロの駅があり、
マガシンの前の透明なピラミッドみたいのはその採光のためのものです。
メトロの様子はまた後日・・・。


マガシンのウィンドー越しにオードニング&レダ(ORDNING & REDA)というスウェーデンの文房具屋さんが見えたので入ってみました。
日本にもショップがありましたが、今はないそうです。復活してほしー!

北欧ならではの品揃えを期待したのですが、ここはスペースが小さいので品数があまりなく、
お目当てのものがなかったし、他にもこれといったものがなかったのですぐに出ました。
コペンハーゲンには他に路面店もあるのですが、今回は行けませんでした。ざんねん。。。

とにかく疲れたので目的のカフェへ急ぎます。



コペンハーゲンにはバリスタ世界チャンピオンが4人いるそうです。
この大会は2000年から始まっているので今のところ11人のチャンピオンが世界にいるわけですが、
デンマークの4人はダントツです。
他にはノルウェーが2人、イギリスが2人、あとはアメリカ、アイルランド、オーストラリアが1人ずつ。
残念ながら日本人はいませんね・・・・。イタリアがいないのも意外。


4人のチャンピオンのうち3人も輩出しているカフェって興味ありませんか?
それがカフェ・ヨーロッパ(CAFE EUROPA)です。


午前中にウロウロしていたイルムス・ボーリフスやロイヤル・コペンハーゲンの向かいあたり、
アマートゥ広場(Amagertorv)に面した角にあります。



大きな看板はなく、バリスタチャンピオンを輩出したことを表に出すこともなく、
日常的に営業している、って感じでした。


外にはテラス席もあり、天気が良かったので多くの人がいました。
日本人的感覚でいくと、有名店だろうし、13時くらいのランチタイムだし、席があるかな、と心配でしたが、日本みたいに店の外に行列ができることもなく、すんなり座れました。



店内を見てみたかったので店内の窓側に席を取りました。
そしてカプチーノを頼みました。


カプチーノはですね~
う~ん。。。
まず、絵がなかった。
そして苦味があまりなくミルクのコクもなく。
私の舌がおかしいのか???

まぁ、バリスタチャンピオンが入れたわけではないしね、と自分に言い聞かせました。



ライトがガラスでできていて、とってもキレイでかわいかった。



一人でキョロキョロしながらカプチーノを飲んで、ガイドブックなんかを見ていたら
地元のおじいさんが他の席から私の隣の席へ移動してきて話しかけてきてくれました。
サンタさんの衣装を着せたら絶対似合いそうな、恰幅のいいやさしそうなおじいさんです。


ジャパンから来たの?とか、衛兵交代は見た?とか、
リトルマーメイドは残念ながら上海へ出張中でモニターが置いてあるんだよ、ありゃないよ、とか。


しばらく観光スポットについてお話していたら、おじいさんの連れの方が登場!
すごくキレイなご婦人でした。おばあさんというにはキレイ過ぎる。

多分、70歳代だと思うけど、ちょっとふくよかで色が白くて、お化粧もきちんとしていて肌がきれいで、裕福な家の方なんだろうな、と想像させるような品の良さ!
そしてフレンドリー。
私もジャパンに行ったことあるのよ、素晴らしいところね、昨日くらいまでコペンは天気が悪かったけどあなた運がいいわね、楽しんでね、と。


おじいさんとは夫婦という感じではなく、お友達か恋人かっていう雰囲気。
二人とも腰なんかちっとも曲がってなくて、表情が輝いていました。

コーヒーを1杯飲むと、二人で出て行ってしまいました。
デートかな。


ああいう風にいつかステキなおばあさんになるには今の日々の積み重ねなんだな、
日々の生活を丁寧に、人に対しても丁寧に過ごしていくことが大切だよね、と改めて思いました。
心を少し引き締め直しました。


そして、こんなステキな人が集まるカフェが家の近くにあれば通いたい。
若者だけじゃなく、色んな年代の人が思い思いに時間を過ごせるカフェ。


色々なことを考えながら、
私も充電を終えて今度はラウンド・タワー(Rundetaarn)へ向かいました。


=ルート=


より大きな地図で アメリエンボー宮殿~カフェ・ヨーロッパ を表示




  



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