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2012年9月9日

バスでボスニア越え


スプリットからドブロヴニクへ。
バスで約4時間半。

 
スプリット発ドブロヴニク行き    スプリットのバスターミナル

座席は発券のときに決められています。
この日は余裕を持ってバスに乗車!


ザグレブからプリトヴィッツェへのバスから同じ行程だったおじさんおばさん夫婦も
同じバスでドブロヴニクへ。
おじさんはあまりしゃべらずスマイリーでダンディでかっこよかったのですが、
おばさんの方はまぁよくしゃべる。ホントによくしゃべる。
おじさんはいつも苦笑い&おばさんの望みどおりについていく、という感じ。

実はこういうおばさん苦手。
私はあまりおしゃべりな方じゃないから圧倒されちゃうし、
友達の中にもよくしゃべる友達もいるけど、
しゃべるはしゃべるでも、相手のことも考えずに自分の欲求に人を巻き込もうとする人が苦手。

スプリットに来る前にそのおばさんに、一緒にフヴァル島まで行きましょうよ、
とかなりしつこく誘われました。
なぜかというと、フヴァル島の先にあるヴィス島には青の洞窟や緑の洞窟があり、
それを見るためにおばさんたちはオプションで宿泊先をフヴァル島に変更したらしいのです。
この時期(7月)は90%の高確率で洞窟に入れるから一緒に行きましょうよ、って。

そんなこと突然言われてもねぇ・・・こちらにはこちらの行きたいところ、スケジュールがあるのです。
もちろんちゃんとお断りしました。
思いつきで言ったんでしょうけど、断ったらふんって顔してましたね。


ドブロヴニク行きのバスで会ったときに、青の洞窟どうでしたか?、と聞いたら
すねた表情で、天気がイマイチで行けなかった、とのこと。

行かなくてよかった。もちろん全く行く気なかったけど、無責任に人を誘うな!と内心。。。



では、ドブロヴニクへ。

 海岸沿いをウネウネと。



右側は崖のような道をウネウネ走っているのですが、ガードレールとか全くないですから。
そしてスピードビュンビュン出てますから。
「恐怖の報酬」っていう古い映画知ってます?あれを思い出しました。
ハラハラドキドキするので見てみてください。


途中、少し内陸に入るところもあるのですが、そこの景色もまたおもしろくて。

わたし、ただの移動だとしても、窓からの風景を見るのも楽しみで、寝たりできないんです。
ずーっと外を見てます。

これはもうすぐボスニア・ヘルツェゴビナっというあたりかな。
畑模様がおもしろくて、かわいい。







途中一瞬ボスニア・ヘルツェゴヴィナを通るので、検問所では1人1人パスポートチェックがあります。


より大きな地図で スプリット→ドブロヴニク を表示

といっても、バスに乗ったままで、係員の人がバスに乗ってきてパスポートチェックをするだけで、何も質問されない代わりにイミグレスタンプも押してはもらえません。残念。

撮ったら怒られるかな、と思ってこっそり。

 

あっけなく通過。
ボスニア・ヘルツェゴビナを出るときは特に検問なかったな。


途中、いくつかのポイントで下車する人がいたり、ボスニア・ヘルツェゴビナではトイレ休憩で小さなパーキングみたいなところでお店に寄ったり。
そのお店ではクロアチアクーナもユーロも使えました。
レジでクーナならいくら、ユーロならいくら、と言われたので。
ちなみにボスニア・ヘルツェゴビナの通貨はコンビルティビルナ・マルカ(KM)だそうです。。
長いっ・・・
やけに物価が安かったような。もっと買えばよかったとあとで思った記憶があります。

こっちのバスはトイレ休憩しても、何の確認もせず時間になったら突然出発しちゃうので
気が気じゃなくて売店でちょっとしたおやつを買ったけど、ゆっくり見る時間がなくてとっても残念。


ドブロヴニクのバスターミナルからは、本当は路線バスでホテルへ行こうと思ったのですが、
バスターミナルで聞いたら、その路線はなくなったと言われたのでタクシーで。
地図には路線図が書いてあるんだけどね。
季節的なものなのかなんなのか、よくわからないこと色々ありますね。



ホテルの部屋からの夕方の地平線。





2012年8月12日

Fifeで夜ごはん



シベニクからスプリットに無事戻って、夜ごはん!

Fifeというシーフードのレストランへ行きました!
18時くらいに行ったらギリギリすぐに座れたけど、すぐにお客さんが並び始めました。
ここはガイドブックに載っていたので、列の中には日本人もいました。
日本語メニューもあったし。
ガイドブックに載っているわりには、それほど観光客向けって感じではなかったのでよかったです。


味付けはシンプルでおいしかった。
濃い味とかオイリーにそろそろ飽きていたのでここは正解でした!

 外の席できもちよい! 

 クロアチアで一番人気のビールだそうで。

 子ニャンコがおこぼれを狙って



ここでの写真は以上!


なぜかこれだけ・・・
なぜ??料理の写真も撮ってない。
記憶がもう薄れているので、なぜ撮らなかったのかも憶えてません。

何のメニューを食べたかもあまり憶えてない。
魚の塩焼きを食べたのはおぼえてる。
あと、多分トマト系のパスタ。
あとサラダかな?

お店は賑わっていて、風が気持ちよくて、選んだ料理にもよると思うけど脂っこくなくてよかったのはおぼえています。



せめて場所だけでも・・・


より大きな地図で Fife, CROATIA を表示


お詫びにトリップアドバイザーのリンクでも・・
こちら




この記事、下書きに入れて多分2ヶ月くらい放置してました。

もうクロアチアに行って1年以上が経ってしまいました。
1年経つ前に完成したかったのですができず・・・
でも、これからも続きを書いていきたいと思います。

このあとは世界遺産の街、ドブロヴニクへ行ってすばらしい景色と、
この旅行で1番おいしかったレストランのことも書きたいです。

モロモロの事情により更新はちょースローペースですが、
暇な時にでも覗いていただけたらうれしいです。

ではでは。


2012年3月19日

BUS BUS・・・



お久しぶりになってしまいました。(いつものセリフ・・・)
忙しかったり、ネットが繋がらなかったり、ソウルへ行ったり、風邪ひいたり・・・



クロアチア旅行の続き。2011年7月のお話です。




クロアチア5日目はスプリット(Split)から長距離路線バスに乗って
トロギール(Trogir)とシベニクŠibenik)へ行きました。


私が泊まっていたホテルからバスターミナルへは少し離れていて、
普通に歩くと30分くらい。
歩けない距離ではないのですが、石畳にスーツケースがあるとちょっと大変だから、
翌日の予行練習を兼ねてこの日はバスで向かってみました。
といっても海沿いの遊歩道はバスは入れないので途中の教会がある広場まで。


ホテルのフロントのにこやかなおばさんが、
ホテル前の公園のところにあるバス停から12番バスに乗って行ける
と教えてくれたので、12番バスに乗る。


バスに乗ると海の方ではなく山の方へ登っていくのでちょっと不安になったけど、
山側を回って教会広場に出るのかな、としばらく乗っていました。
途中から乗ってくるのはおじいさんおばあさんばかり。
やっぱり坂が多いところはお年寄りは大変だからバスの利用が多いんだろうな、
とか思っていたけど、お年寄りはみんなビーチに行くような感じの軽装。

なかなか教会広場につかないし、時間もどんどん経つし不安になってきました。
トロギール行きのバスのチケットを前日買っていて、これは時間指定なのです。

山の頂上(といってもそんなに高い山ではありません)あたりでみんな降りてしまって、
近くにいたおじいさんが、降り際に私たちに何か言っていたけどクロアチア語わかりません。
今思うと、終点だよ、とか折り返しだよ、とかそんなことだったと思います。


はい、そうです。
私たちは乗るバスを間違えたのです!!


そのまま乗り続けて公園の前の元のバス停に戻ってきました。汗。。。


元のバス停に着いた時に一緒に乗っていたおばさんに、地図で教会広場を指して
ここ行きますか?
と聞いたら、
行かないわよ、21番バスよ、降りたら乗り場を教えてあげる。
と言って、元のバス停から少しはなれたバス停を指差して教えてくれました。

私たちはお礼を言ったけど、バス停でバスを待っている時間はありませんでした。


ここからは走ってバスターミナルへ向かいました。

狭い石畳の歩道を、歩いている人を追い越したりすれ違ったり、くねくねと道を曲がったり。

海沿いの歩道では、のんびり散歩したり、海を眺めてベンチでくつろいでいる人達のなか、
背の小さな日本人二人が必死に走っている姿って笑えません??
我ながらそんな光景を想像して、焦って走りながらもおかしくて・・・

でも、乗り遅れたら大変!という必死の思いで走り続けましたよ。


そして、無事間に合いましたー!ホッ・・・汗汗っ

ところが!
バスチケットに1番乗り場、と書いてあるけど、1番乗り場が3・4個もある!

急いでいたので、乗り場に小さく書いてある行き先を1つ1つ見ている余裕がなくて、
その辺でおしゃべりしているバスの運転手さんらしき人たちにとっとと聞いたら、
一番向こうのがトロギール行き、と教えてくれ、そのバスに乗るときに、
更に運転手さんにトロギールへ行くか確認しました。
さっきのバスで懲りたからね。


そして無事トロギールへ向けて出発することが出来ました。


朝、早めに出てよかった。

ホテルのフロントのおばさんは12番バスといって乗り場を地図に書き込んでくれたので、
おばさんが勘違いして教えてくれたんだと思います。
思い返してみたけど、twenty-oneとは言ってなかった。


トロギール行きのバスはきれいで快適でした。
クーラーも効いてるし、新幹線みたいなテーブルもあるし、足置きもありました。


スプリットからトロギールまで30分。



長距離バスターミナル


トロギール行きの時刻表
出発時間によってバス会社が異なり、料金も違う


バスから見えた旧市街    




2012年2月5日

スプリットの旧市街


スプリットの海沿いの通りに建つ建物をくぐると、旧市街が広がっています。
この旧市街はかつてディオクレティアヌス宮殿だったところで、今では世界遺産になっています!

ローマ帝国が滅亡した時に、頑強な城壁で囲まれたこの地に人々が避難してきて、今のような街ができあがったそうです。

 大聖堂と鐘楼


城壁をくぐって旧市街に入るとまずこのペリスティル(Peristil)という広場に出ます。
ペリスティルは大聖堂がある広場のことです。
そしてここにいるのが衛兵さん。

 「ベンハー」に出てきそう

この衛兵さんたち、一緒に写真撮るとチップねだりますから要注意です!
サービスではなく、アルバイトみたい。
そうだよね。衛兵が本職なわけじゃないからね。




お昼時だったので、広場にテーブルを出していたイタリアン?(店の名前はルクソール(Lvxor)だった…)でランチ。

 シーフードにした

う〜ん… やっぱり日本で食べるイタリアンの方がおいしい!




旧市街の中は細い路地が迷路のようにつづいています。
路地好きにはたまりません!
狭い方へ狭い方へついつい行ってしまいます。

  
 


旧市街の路地をぐるぐる歩き回り、もちろん鐘楼にも登りました。

旅行で新しい街に行くと、必ず塔に登ります。まず上から街の全貌を見るのが好きです。
そして、なぜかよくわからないけど、塔などに登って体に負荷を与えるのが好きみたいです。
ちょっと疲労して登りきった後に見渡す開放感と心地よい風を感じるのが好きなんですよね~。

 教会があったり、

 船ターミナルがあったり、

 鉄道もあります。



こういう塔の階段て、狭くて急なのが多いのでちょっとスリルも味わえます。笑
一番下の一直線はすれ違えないほど狭くて暗くて急な階段。



旧市街の中にはおみやげ物屋さんもあるけど、普通の洋服屋さんや靴屋さん、アイスクリームショップ(もちろん食べた!)、銀行などたくさんのお店が並んでいました。



そして旧市街の中に前庭と言われる広場があります。
ここではコーラス隊(おっさん)が歌ってました。
上を見上げると丸い窓が・・・

 夜、月見たらおもしろそう




スプリットは船に乗って島へ行ったり、バスに乗って他の都市へ行くには便利な場所で、観光するにはたくさんの選択肢があります。

私たちは翌日、別の町へ日帰りしようと思っていて、
バスでも行けるけど、船でも行けるという情報を得たので、
行きは船、帰りはバスにしようとペリスティルにあるツーリストインフォメーションで
更に詳しい情報を得ようと窓口のお姉さんに聞きました。

私:明日トロギールへ行きたいんですけど、船は何時に出発しますか?

お姉さん:9:45

私:その後の時刻表はありますか?

お姉さん:ない

私:では、時間がわかれば、口頭でいいので教えてもらえますか?

お姉さん:10:〇〇、11:〇〇、12:〇〇、1:〇〇、2:○○・・・・

は、は、早いっ!メモできませんよー!!

聞いたことしか答えないという冷たい対応。
答えはひと言単語で答えるだけで、英語だけどまくし立てるような勢い。
そして笑顔も愛想も全くなし。
これがツーリストインフォメーションなの???
ってザグレブのバスターミナルに引き続き悲しい気分になりました。


しょうがないので、街の端にある船のターミナルへ行って聞いてみることにしました。
このターミナルは3・4階建てで割と大きいです。
大きい船が発着するし、イタリアからの船も来るから銀行や両替所やカフェやレストランなどが入っています。
でも、ビルの中が薄暗くて、日本人の私からすると事件が起きそう。
ひっそりしていて、その辺に立ってる人が悪人に見えてしょうがない。。。
そそくさと奥のチケット売り場へ。
まずインフォメーションのおばさんに聞いてみた。

私:トロギールへ行きたいんですけど、何番窓口に並べばいいですか?

おばさん:トロギール行きなんてないよ。

私:ツーリストインフォメーションでも聞いたらあると言われました。

おばさん:ない、ない

と言って奥に引っ込んでしまいました。泣
あっちでもこっちでもみんな冷たい。。。

またしょんぼりして、これは女の人に聞くからいけないんだ!と思い直し、
誰も並んでいない窓口に座ってるお兄さんに聞いてみたら、
トロギール行きはボートだから、ターミナルで発着しないし、チケットもここでは扱っていないんだ。
とのこと。しかもスマイルで!
これごときで、お兄さんのやさしさにホッとしました。
私、ホントに小心者だぁ。。。

お兄さんにボート乗り場も聞いたけど、この辺、という地図への書き込みが適当すぎて曖昧すぎて、翌日乗り場がわかったらボートで行こう!ってことになったけど、結局バスで行きました…。


夕方また、スプリットの街をウロウロ。
今度は旧市街の外へ。海沿いのカフェでビール飲みながら海を見てボーっとしたり、ショッピングセンターみたいなところへ入ってみたり。

 ビール飲みながら観察中




城壁の外側を歩いてみたり・・・
海とは反対側の城壁、ここは公園に面していました。




パン好きなので、途中パン屋さんがあったから買ってみたけど、
中にクリームが入っていてゲキ甘でした。。。T T 
無難そうなのを選んだんだけどな・・・



夕陽に映し出されたスプリットの街も美しかったです。





2012年1月15日

アドリア海最大の港町 スプリット


すっかり年が明けてしまいましたね。。。
今年もボチボチ行こうと思います。
ごゆるりとお付き合いください。


エメラルドグリーンに輝くアドリア海は、太平洋や日本海と違う美しさがあり、クロアチアにとっては大切な財産のひとつです。

そんなきれいな海を楽しめる街、アドリア海沿岸で最大の港町スプリット(Split)へ行きました。

ヤドラン(Hotel Jadran)というホテルに泊まったのですが、ここは街の中心部からは少し離れていて、プールやスポーツジム、マッサージなどなどあり、市民が水泳をしにやってくるよう民宿みたいなところでした。
部屋の鍵も掛かりにくく開けにくく、バスルームも古くて、シャワーカーテンは長さが足りずシャワーの水がトイレの方に飛び散るし、トイレに座るとふたが背中にもたれかかってくるし・・・
のどかなんだろうな、と思うことにしました。


廊下の突き当たりに小さなバルコニーがあり、行ってみると・・・


左端にプールがあります。



ホテルから街の中心地まで歩いて10分くらい。
日本を離れて久しぶりにここで湿気を感じました。暑かったぁ。

  
 壊れたままの建物とか地層くっきりの建物とかおもしろかったです。


スプリットの街。




海沿いのメインストリートにはカフェやレストランが並ぶ。

でっぷりしてる人多くない?
スタイルいい人はたいていイタリア人(だと思う)。
イタリア人の記念撮影はモデルさんみたいなポージング。
それが笑えないくらいカッコイイところがさすがイタリア人。


海沿いにはベンチがたくさん並んでてみんな海を見ながらのんびり。


こんな観光地でも、日本みたいに看板とかノボリとかないでしょ?電線もないし。


空が広い!向こうに見えるのは多分ブラチ島(Brač)。


 


夕陽に照らされるスプリットの街。


ホテルのプールから見えた夕陽。

この夕陽を撮るために急ぎ足でホテルに戻りました!



海沿いの通りはきれいで、海も空も広くて、開放感に浸っていつまでもベンチでボーっとできます。
この開放感ならジトッとした湿気も気にならないから不思議です。


今回も大きな写真でごまかした感はありますが(汗)、スプリットはまだ続きます。