先日、鎌倉の鶴岡八幡宮で開催中の「ぼたん苑」に行きました。


入口を入ると趣のある日本庭園が続きます。
(ちなみに入口は2つあり、これは幼稚園近くの方の入口です。)


ぼたんは色の種類や花の形が色々あります。
同じピンクでも微妙にちがうんですよねー。







私は、花の写真を撮るときは正面から撮るよりも、
横顔、というか斜め45度から撮るのが好きです。
茎のたわみ具合っていうか、表情が出てステキに見えるというか…
ぼたんと芍薬はよく似ていて花だけ見ると見分けがつかないのですが、
ぼたんは木で、芍薬は草です。根に近いところを見るとわかります。
切花で入荷される花屋のときは葉で見分けていました。
寒さ除けか風除けかこんな三角の藁の笠(名前がよくわかりません。。)をかぶっていたり、
番傘が差してあったりしました。


ひとつひとつ品種名も書いてありました。

花が散るときの姿も好きです。
茶色く変色しちゃうと汚くなっちゃうのですが、咲ききった感、美しくないですか?

なので、散り始めた花も散りきるまでは捨てられないんです。
散ってしまって芯だけになった姿も結構おもしろいし。
以前、アラーキーの写真でやはり枯れた花ばかりの写真を見たことがあって、
とーってもかっこよかったんですよね。
散り始めても凛としてそこに立っている姿、咲ききって首を垂れている姿も
落ちた花びらも美しかった。
寒い時期ですが、力強く咲いている花には元気をもらいます。
毎年お正月頃から2月中旬くらいまで開催してます。